設定ファイルについて
説明
Railsでは、config/以下の設定ファイルによって設定を変更
特徴
- 「config.パラメータ名 = 値」の形式で設定
- 設定を反映するには、サーバの再起動が必要
- 文字コードは、UTF-8
主な設定ファイル
説明 | ||
---|---|---|
application.rb | すべての環境で共通の設定ファイル | |
environment/ | 環境ごとの設定ファイルを格納するディレクトリ | |
development.rb | 開発環境での設定ファイル | |
test.rb | テスト環境での設定ファイル | |
production.rb | 本番環境での設定ファイル | |
initializers/ | その他の初期化処理や設定情報などを格納するディレクトリ | |
infiections.rb | 単数形・複数形のルールを設定 | |
mime_types.rb | アプリケーションで利用できるコンテンツタイプ | |
secret_token.rb | クッキーを署名とするためのトークン情報 | |
session_store.rb | セッションを保存するための設定ファイル | |
locales/ | 国際化対応のためのリソースファイルを格納するディレクトリ |
データベースの設定ファイル
説明
Railsで使うデータベースの設定を記述
特徴
- YAML形式で記述
- 開発(development)、テスト(test)、本番(production)の3つの環境
接続できるデータベース
- DB2
- Firebird
- Frontbase
- MySQL
- Openbase
- Oracle
- PostgreSQL
- SQLite
- SQL Server
- Sybase
SQLite3
設定項目
設定項目 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
adapter | 接続するデータベースの種類 | sqlite3 |
database | データベースファイルまでのパス | db/環境名.sqlite3 |
pool | 接続のブール数 | 5 |
timeout | タイムアウト時間 | 5000 |
例
development:
adapter: sqlite3
database: db/development.sqlite3
timeout: 5000
test:
adapter: sqlite3
database: db/test.sqlite3
timeout: 5000
production:
adapter: sqlite3
database: db/production.sqlite3
timeout: 5000
MySQL
設定項目
設定項目 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
adapter | 接続するデータベースの種類 | mysql2 |
database | 接続先のデータベース名 | db/アプリケーション名_環境名 |
host | 接続先のサーバ名またはIPアドレス。socketを指定した場合には無効 | localhost |
post | 接続先のポート番号。socketを指定した場合には無効 | 3306 |
socket | Unixソケットのパス | /tmp/mysql.sock |
username | データベースに接続するユーザ名 | root |
password | DBに接続するパスワード | |
encoding | 文字エンコーディングを明示的に指定 | utf8 |
pool | 接続のブール数 | 5 |
timeout | タイムアウト時間 | false |
アセットパイプラインを有効にするかの設定
説明
アセットパイプラインを有効にするかの設定
デフォルトは「true」
使い方
config.assets.enabled
例
config.assets.enabled = false
アプリケーションで共通の変数を設定
説明
サイトの名前などのアプリケーションで共通の名前を変数として設定
使い方
config/application.rb
module モジュール名
class Application < Rails::Application
config.変数名 = 値
例
サイトの名前を変数に設定
設定
module Mysite
class Application < Rails::Application
config.title = "サイトの名前"
参照
Mysite::Application.config.title
初期化の最後に実行する処理の設定
説明
初期化の最後に実行する処理を追加
主に環境ごとに設定が異なる場合などに使われる
使い方
config.after_initialize do
処理の内容
end
例
config.after_initialize do
ActionView::Base.sanitized_allowed_tags.delete 'div'
end
アセットのホスト設定
説明
アセットを置くホストを設定
config.action_controller.asset_hostの短縮系
使い方
config.asset_host = "ホスト名"
例
config.asset_host = "http://railsdoc.com/"
起動時のみロードする設定ファイルを追加
説明
起動時のみロードするコンテンツを配列に含める
デフォルト値は空の配列
使い方
config.autoload_once_paths += %W(#{config.root}/ディレクトリ名)]
例
config.autoload_once_paths += %W(#{config.root}/lib)
アプリケーションクラスのリロードするかの設定
説明
アクセスのたびにアプリケーションクラスのリロードするかの設定
使い方
リロードしない
config.cache_classes = true
リロードする
config.cache_classes = false
デフォルトの設定
環境 | 設定 |
---|---|
development | cache_classes = false |
test | cache_classes = false |
production | cache_classes = true |
テンプレートのレンダリングをキャッシュするかの設定
説明
テンプレートのレンダリングをキャッシュするかの設定
使い方
config.action_view.cache_template_loading
例
config.action_view.cache_template_loading = true
エラー情報をブラウザに表示をするかの設定
説明
「true」のとき、すべてのエラーをブラウザに表示をするかの設定
使い方
config.consider_all_requests_local = Bool値
デフォルトの設定
環境 | 設定 |
---|---|
development | true |
test | true |
production | false |
例
config.consider_all_requests_local = true
使用するコンソールを設定
説明
使用するコンソールを設定
consoleブロックで指定するのがよい
使い方
console do
config.console = クラス名
end
例
console do
require "pry"
config.console = Pry
end
Eager Loadingの設定
説明
「true」のとき、eager_loadを使用
使い方
config.eager_load = Bool値
例
config.eager_load = true
Eager Loadingで使用するネームスペースの設定
説明
config.eager_loadが「true」のときに、eager_loadされるネームスペースを設定
使い方
config.eager_load_namespaces
例
config.eager_load_namespaces << SimpleForm
eager_loadのパスを設定
説明
eager_loadのパスを設定
使い方
config.eager_load_paths
例
config.eager_load_paths += %W( #{RAILS_ROOT}/app/workers )
アプリケーション全体のエンコーディングを設定
説明
アプリケーション全体のエンコーディングを設定
デフォルトは、「UTF-8」
使い方
config.encoding = 文字コード
例
config.encoding = euc-jp
例外処理アプリケーションを設定
説明
例外発生時にShowException middlewareから呼ばれる例外処理アプリケーションを設定
デフォルトは、「ActionDispatch::PublicExceptions.new(Rails.public_path)」
使い方
config.exceptions_app
例
config.exceptions_app = self.routes
ファイルシステム内の変更を検知するための設定
説明
「ture」の場合、ファイルシステム内のファイルの更新を検知するためのクラス
ActiveSupport::FileUpdateCheckerに準拠する必要
使い方
config.file_watcher
例
config.file_watcher = ActiveSupport::EventedFileUpdateChecker
ログファイルにパラメータ情報を出力しない
説明
パスワードやカードナンバーなどの出力したくないパラメータなどを、出力しないようにする
使い方
config.filter_parameters += [パラメータ]
例
パスワードのパラメータをログに出力しない
config.filter_parameters += [:password]
強制的にHTTPSプロトコルを使用するかの設定
説明
ActionDispatch::SSLを使用して、強制的にHTTPSプロトコルを使用
使い方
config.force_ssl = Bool値
例
config.force_ssl = true
ログレベルの指定
説明
アプリケーションのログレベルを指定
使い方
config.log_level = ( :debug | :info | :warn | :error | :fatal )
デフォルトの設定
環境 | 設定 |
---|---|
development | log_leval = :debug |
test | log_leval = :debug |
production | log_leval = :info |
例
config.log_level = :info
タグ付きログの設定
説明
タグ付きログの設定
使い方
config.log_tags
例
config.log_tags = [:uuid, :remote_ip]
使用するログオブジェクトの種類
説明
使用するログオブジェクトの種類を指定
デフォルトでは、ActiveSupport::Loggerのインスタンスを使用
使い方
config.logger = Logger.new(ログのパス, 条件)
例
毎日ローテート
config.logger = Logger.new(config.log_path, 'daily')
10MBごとに10ファイルまで作成
config.logger = Logger.new(config.log_path, 10, 10.megabytes)
ログを無効
config.logger =nil
ファイルの変更検知の設定
説明
ファイルの変更検知の設定
依存関係のあるファイルに変更があった場合に、クラスを再読み込みするようになる
config.cache_classesが「true」の場合は無視
使い方
config.reload_classes_only_on_change = Bool値
例
config.reload_classes_only_on_change = false
シークレットキーの設定
説明
アプリケーションのセッションの改ざんを防止するために、キーの設定
デフォルトは、ランダムキーを使用
使い方
config.secret_key_base
例
config.secret_key_base = 'myapp1234'
ログを出力するときにカラーにするか
説明
ログを出力する時に、ANSIカラーコードを使用するかを指定
デフォルトはtrue
使い方
config.colorize_logging
例
config.active_record.colorize_logging = false
セッションストアの設定
説明
セッションストアの設定
使い方
config.session_store
例
config.session_store :cookie_store, key: '_your_app_session'
タイムゾーンの設定
説明
アプリケーションやアクティブレコードで使用するデフォルトのタイムゾーンの設定
使い方
config.time_zone = 'タイムゾーンの設定'
例
タイムゾーンを東京に設定
config.time_zone = 'Tokyo'
その他
設定できるタイムゾーンの確認
$ rake time:zones:all
現在のタイムゾーンの確認
$ rake time:zones:local
週の始まりの曜日の設定
説明
アプリケーションで使用する週の始まるの曜日の設定
使い方
config.beginning_of_week = :曜日
例
config.beginning_of_week = :monday
CSSコンパイラーの設定
説明
CSSコンパイラーの設定
デフォルトは、「sass-rails」
使い方
config.assets.css_compressor
例
config.assets.css_compressor = :yui
JavaScriptのコンパイラーの設定
説明
JavaScriptのコンパイラーの設定
使い方
config.assets.js_compressor
例
config.assets.js_compressor = :uglifier
assetsへのパス
説明
assetsへのパス
使い方
config.assets.paths
例
config.assets.paths << Rails.root.join("app", "assets", "flash")
assetでプリコンパイルする設定
説明
assetでプリコンパイルする設定
使い方
config.assets.precompile
例
config.assets.precompile += ['admin.js', 'admin.css', 'swfObject.js']
アセットパイプラインでprefix
説明
アセットパイプラインでprefix
使い方
config.assets.prefix
例
config.assets.prefix = "/some_other_path"
assetにMD5フィンガープリントを使用
説明
assetにMD5フィンガープリントを使用
使い方
config.assets.digest
デフォルトの設定
環境 | 設定 |
---|---|
development | false |
test | false |
production | true |
例
config.assets.digest = true
Assetの結合と圧縮の設定
説明
Assetの結合と圧縮の設定
使い方
config.assets.debug
デフォルトの設定
環境 | 設定 |
---|---|
development | false |
test | false |
production | true |
例
config.assets.debug = true
オートロード対象となるパスの追加
説明
オートロード対象となるパスを追加
この設定の変更は非推奨
使い方
config.autoload_paths += %W(#{config.root}/ディレクトリ名)
例
/libファイル以下を自動でロード
config.autoload_paths += %W(#{config.root}/lib)
キャッシュストアの設定
説明
キャッシュストアの設定
デフォルトは、「Rails file store」
使い方
config.cache_store
例
config.cache_store = [ :file_store, "/tmp/rails-cache/assets/#{Rails.env}/" ]
Assetのバージョンを指定
説明
Assetのバージョンを指定
使い方
config.assets.version = バージョン
例
config.assets.version = '1.0'
ファイルがないときにファイルを探して自動コンパイル
説明
「true」の場合は、public/assetsのなかに必要なファイルを見つからなかった時に、app/assetsなどからファイルを探しコンパイル
使い方
config.assets.compile = Bool値
デフォルトの設定
環境 | 設定 |
---|---|
development | false |
test | false |
production | true |
例
config.assets.compile = true
Assetロガーの設定
説明
Assetロガーの設定
使い方
config.assets.logger
例
config.assets.logger = false
アプリケーションのミドルウェアの設定
説明
アプリケーションのミドルウェアの設定
使い方
config.middleware
ミドルウェアを独自に追加
説明
ミドルウェアを独自に追加
使い方
config.middleware.use
例
config.middleware.use JQuery::FileUpload::Rails::Middleware
ミドルウェアスタックを入れ替える
説明
ミドルウェアスタックを入れ替える
使い方
config.middleware.swap
例
config.middleware.swap ActionController::Failsafe, Lifo::Failsafe
ミドルウェアスタックを削除
説明
ミドルウェアスタックを削除
使い方
config.middleware.delete
例
config.middleware.delete Sass::Plugin::Rack
既存のミドルウェアの後に新しいミドルウェアを追加
説明
既存のミドルウェアの後に、新しいミドルウェアを追加
使い方
config.middleware.insert_after
例
config.middleware.insert_after Rack::MethodOverride
国際化対応のためのデフォルトのロケール
説明
国際化対応のためのデフォルトのロケール
デフォルトは「:en」
使い方
config.i18n.default_locale = 国コード
例
日本
config.i18n.default_locale = :ja
ロケールファイルへのパス
説明
ロケールファイルへのパス
デフォルトは、「config/locales/*.{yml,rb}」
使い方
config.i18n.load_path
例
config.i18n.load_path += Dir[Rails.root.join('config/locales/**/*.yml').to_s]
ログオブジェクト
説明
ログオブジェクト
ログオブジェクトは、Log4Rインターフェース、またはRubyログオブジェクトクラスとの互換性が必要
「nil」を設定すると無効
使い方
config.active_record.logger = logger
例
config.active_record.logger = Logger.new("log/development_sql.log")
テーブルの主キーの設定
説明
テーブルの主キーのカラムを指定
デフォルトは、「id」
使い方
config.active_record.primary_key_prefix_type = 主キー名
例
config.active_record.primary_key_prefix_type = :table_name_with_underscore
テーブルを生成するときに指定した文字列を先頭に追加
説明
テーブルを生成するときに、指定した文字列を先頭に追加
使い方
config.active_record.table_name_prefix = "prefix"
例
config.active_record.table_name_prefix = "northwest_"
テーブルを生成するときに指定した文字列を最後に追加
説明
テーブルを生成するときに、指定した文字列を最後に追加
使い方
config.active_record.table_name_suffix = suffix
例
config.active_record.table_name_suffix = "_northwest"
テーブル名を生成するときに複数形への変換するかの設定
説明
クラス名からテーブル名を生成するときに、複数形への変換の有無
デフォルトは、「true」
使い方
config.active_record.pluralize_table_names
例
config.active_record.pluralize_table_names = false
データベースの処理の際に使うタイムゾーン
説明
データベースの処理の際に使うタイムゾーンを指定
「:utc」を設定すると、データベースに保存したりする時刻がUTC
デフォルトでは、「:local」
使い方
config.active_record.default_timezone = ( :local | :utc )
例
config.active_record.default_timezone = :utc
スキーマの形式を変更
説明
データベーススキーマの出力形式を変更
デフォルトは、「:ruby」
使い方
config.active_record.schema_format = 形式
形式
形式 | 説明 |
---|---|
:ruby | Ruby形式 |
:sql | SQL形式 |
例
config.active_record.schema_format = :sql
マイグレーションファイルの識別子を設定
説明
マイグレーションファイルの識別子を設定
falseを設定すると、タイムスタンプの代わりに昇降の整数を使用
使い方
config.active_record.timestamped_migrations = Bool値
例
config.active_record.timestamped_migrations = false
楽観的ロックの設定
説明
楽観的ロックの設定
デフォルトは、「true」
使い方
config.active_record.lock_optimistically = Bool値
例
config.active_record.lock_optimistically = false
アセットファイルへのホストの設定
説明
アセットファイルへのホストやパスを設定
使い方
config.action_controller.asset_host = URL
例
アセットファイルへのホストを設定
config.action_controller.asset_host = "http://railsdoc.com"
コントローラのキャッシュ設定するかの設定
説明
アプリケーションのキャッシュの有無
使い方
config.action_controller.perform_caching = Bool値
デフォルトの設定
環境 | 設定 |
---|---|
development | false |
test | false |
production | true |
例
config.action_controller.perform_caching = true
キャッシュされたページに使用される拡張子の設定
説明
キャッシュされたページに使用される拡張子の設定
デフォルトは、「.html」
使い方
config.action_controller.default_static_extension = 拡張子
例
config.action_controller.default_static_extension = '.php'
コントローラのデフォルト文字コード
説明
コントローラのデフォルトの文字コートを設定
デフォルトは、「utf-8」
使い方
config.action_controller.default_charset = 文字コード
例
config.action_controller.default_charset = "euc-jp"
RequestForgeryのトークンパラメータを設定
説明
RequestForgeryのトークンパラメータを設定
デフォルトは、「:authenticity_token」
使い方
config.action_controller.request_forgery_protection_token
例
config.action_controller.request_forgery_protection_token = '_xsrf_token_here'
CSRF保護をするかの設定
説明
CSRF保護を有効にするか
デフォルトは、「false」
使い方
config.action_controller.allow_forgery_protection = Bool値
例
CSRF保護を有効
config.action_controller.allow_forgery_protection = true
サブディレクトリ
説明
サブディレクトリについて
デフォルトは、「ENV[‘RAILS_RELATIVE_URL_ROOT」
使い方
config.action_controller.relative_url_root
例
config.action_controller.relative_url_root = "/myapp"
デフォルトで許可されるmass assignmentのパラメータの設定
説明
デフォルトで許可されるmass assignmentのパラメータの設定
デフォルトは、「false」
使い方
config.action_controller.permit_all_parameters = Bool値
例
config.action_controller.permit_all_parameters = true
アクションコントローラのロガー
説明
アクションコントローラのロガー。「nil」を設定することで無効
使い方
config.action_controller.logger
例
config.action_controller.logger = Log4r
許可されていないパラメータの例外処理について
説明
明示的に許可されていないパラメータが検出された場合に、例外をログに記録するか
使い方
config.action_controller.action_on_unpermitted_parameters
例
config.action_controller.action_on_unpermitted_parameters = :raise
Active Recordでのエラーを表示するためのHTMLジェネレーターの設定
説明
Active Recordでのエラーを表示するためのHTMLジェネレーター。デフォルトは、
Proc.new do |html_tag, instance|
%Q(<div class="field_with_errors">#{html_tag}</div>).html_safe
end
使い方
config.action_view.field_error_proc
例
config.action_view.field_error_proc = Proc.new { |html_tag, instance|
"#{html_tag}".html_safe
}
デフォルトで使用するビルダー形式
説明
デフォルトで使用するビルダー形式
使い方
config.action_view.default_form_builder
例
config.action_view.default_form_builder = "ApplicationHelper::TestFormBuilder"
ERBの処理方法
説明
ERBの処理方法
デフォルトは、「-」
詳細は、ERB documentation
使い方
config.action_view.erb_trim_mode = "区切り文字"
例
config.action_view.erb_trim_mode = -"
Fromでのauthenticity_tokenの付与について
説明
「:remote=>true」オプションが指定されたform_tagでauthenticity_tokenを付与するか
使い方
config.action_view.embed_authenticity_token_in_remote_forms = Bool値
例
config.action_view.embed_authenticity_token_in_remote_forms = false
サブディレクトリの名前空間について
説明
サブディレクトリの名前空間について
使い方
config.action_view.prefix_partial_path_with_controller_namespace = Bool値
例
config.action_view.prefix_partial_path_with_controller_namespace = false
ビューのロガーの設定
説明
ビューのロガーの設定
使い方
config.action_view.logger = ロガー名
例
ロガーの設定
config.action_view.logger = Log4r #### ロギングを無効
config.action_view.logger = nil
電子メールで使用するデフォルトのロガーの設定
説明
電子メールで使用するデフォルトのロガーの設定
「nil」を設定するとログを出力しない
使い方
config.action_mailer.logger
例
config.action_mailer.logger = ActiveSupport::BufferedLogger.new("mailer.log")
SMTPの設定
説明
SMTPの設定
使い方
config.action_mailer.smtp_settings
オプション
オプション | 説明 | デフォルト |
---|---|---|
:address | リモートメールサーバのアドレス | localhost |
:port | ポート番号 | 25 |
:domain | HELOドメインを指定 | |
:user_name | 認証が必要な場合のユーザ名 | |
:password | 認証が必要な場合のパスワード | |
:authentication | 認証が必要ば場合の認証タイプ(:plain, :login, :cram_md5) |
例
config.action_mailer.smtp_settings = {
address: 'railsdoc.com',
domain: 'railsdoc.com',
port: 80,
user_name: 'example@example.com',
password: 'yourpassword',
authentication: :plain
}
センドメールの設定
説明
sendmailの設定
使い方
config.action_mailer.sendmail_settings = オプション
オプション
オプション | デフォルト値 |
---|---|
:location | /usr/sbin/sendmail |
:arguments | -i -t |
例
config.action_mailer.sendmail_settings = {
location: '/usr/sbin/sendmail',
arguments: '-i -t'
}
電子メールが配信完了できない場合にエラーを発生させるかの設定
説明
電子メールが配信完了できない場合に、エラーを発生させるか
デフォルトは、「true」
使い方
config.action_mailer.raise_delivery_errors = Bool値
例
config.action_mailer.raise_delivery_errors = false
電子メールの配信方法を設定
説明
電子メールの配信方法を設定する。デフォルトは、「:smtp」
使い方
config.action_mailer.delivery_method = ( :smtp | :sendmail | :test )
例
config.action_mailer.delivery_method = :sendmail
電子メールの使用するかの設定
説明
電子メールを使用
デフォルトは、「ture」
使い方
config.action_mailer.perform_deliveries = Bool値
例
config.action_mailer.perform_deliveries = false
電子メールのデフォルトオプション
説明
電子メールのデフォルトオプション
使い方
config.action_mailer.default_options = デフォルトのオプション
例
config.action_mailer.default_options = {
from: "example@example.com"
}
メールが配信されたときに通知されオブザーバーを登録
説明
メールが配信されたときに通知され、オブザーバーを登録
使い方
config.action_mailer.observers = オブザーバー
例
config.action_mailer.observers = ["MailObserver"]
電子メールが送信される前に呼び出させるインタープリタを登録
説明
電子メールが送信される前に呼び出させるインタープリタを登録
使い方
config.action_mailer.interceptors = インタープリタ
例
config.action_mailer.interceptors = ["MailInterceptor"]
セッションストアの名前の設定
説明
セッションストアの名前の設定
使い方
config.action_dispatch.session_store = セッションストア名
例
config.action_dispatch.session_store = :active_record_store
デフォルトで設定されたHTMLヘッダを持つハッシュ
説明
デフォルトで設定されたHTMLヘッダを持つハッシュ。デフォルトで下記の設定が定義されている
config.action_dispatch.default_headers = {
X-Frame-Options: 'SAMEORIGIN',
X-XSS-Protection: '1; mode=block',
X-Content-Type-Options: 'nosniff'
}
使い方
config.action_dispatch.default_headers
例
config.action_dispatch.default_headers = {
X-Frame-Options: 'DENY',
X-XSS-Protection: '0',
X-Content-Type-Options: 'nosniff',
X-UA-Compatible: 'IE=EmulateIE7'
}
アプリケーションのトップドメインの長さを設定
説明
アプリケーションのトップドメインの長さを設定
デフォルトは、「1」
使い方
config.action_dispatch.tld_length = 数値
例
config.action_dispatch.tld_length = 2
ActionDispatch::Callbacks.beforeの後に実行する処理
説明
ActionDispatch::Callbacks.beforeの後に実行する処理
使い方
ActionDispatch::Callbacks.to_prepare = ( true | false )
例
ActionDispatch::Callbacks.to_prepare = true
リクエストの後に実行する処理
説明
リクエストの後に実行する処理
使い方
ActionDispatch::Callbacks.after
例
ActionDispatch::Callbacks.after do
load 'filename_in_lib'
# or
Dir.entries("#{Rails.root}/lib").each do |entry|
load entry if entry =~ /.rb$/
end
end
アクティブサポートのロードの設定
説明
Railsの起動時に、全アクティブサポートのロードを有効、または無効
デフォルトは、「nil」で、その際は全アクティブサポートが呼びこまれる
使い方
config.active_support.bare = Bool値
例
config.active_support.bare = true
JSONのシリアル化でHTMLエンティティのエスケープ処理をするかの設定
説明
JSONのシリアル化でHTMLエンティティのエスケープ処理を有効、または無効
デフォルトは、「false」
使い方
config.active_support.escape_html_entities_in_json = Bool値
例
config.active_support.escape_html_entities_in_json = true
ISO8601形式に日時をシリアライズ
説明
ISO8601形式に日時をシリアライズするか
デフォルトは、「true」
使い方
config.active_support.use_standard_json_time_format = Bool値
例
config.active_support.use_standard_json_time_format = false
キャッシュストアで使用するロガーの設定
説明
キャッシュストアで使用するロガーの設定
使い方
ActiveSupport::Cache::Store.logger
例
ActiveSupport::Cache::Store.logger = Logger.new(STDOUT)
非推奨の警告の動作を設定
説明
非推奨の警告の動作を設定
「config.active_support.deprecation」の代わりになるもの
使い方
ActiveSupport::Deprecation.behavior
例
ActiveSupport::Deprecation.behavior = :notify
指定されたブロックで警告が表示されるか
説明
指定されたブロックで警告が表示されるか
使い方
ActiveSupport::Deprecation.silence
例
ActiveSupport::Deprecation.silence { extend ActiveSupport::Memoizable }
非推奨の警告を標示するかの設定
説明
非推奨の警告を表示するかの設定
使い方
ActiveSupport::Deprecation.silenced
例
ActiveSupport::Deprecation.silenced = true
サイレンサーのブロックするかの設定
説明
サイレンサー(バックトレースを完全に取り除く)のブロックを有効にするか、無効にするか
「false」を設定する場合、silence loggingのブロックを無効
デフォルトは、「true」
使い方
ActiveSupport::Logger.silencer
例
ActiveSupport::Logger.silencer = false
バリデーションの直後に呼び出されるメソッド
説明
バリデーションの直後に呼び出されるメソッド
使い方
after_validation(メソッド名 [, ...])
例
after_validation :set_status
private
def set_status
self.status = errors.empty?
end
ソースコード
バリデーションの直前に呼び出されるメソッドを設定
説明
バリデーションの直前に呼び出されるメソッドを設定
使い方
before_validation(引数 [, ...])
例
バリデーションの直前に呼び出されるメソッドを設定
before_validation :remove_whitespaces
private
def remove_whitespaces
name.strip!
end
ソースコード
rails consoleでsandboxの起動不可
説明
rails consoleでsandboxの起動不可
デフォルト値はfalse
使い方
config.disable_sandbox = Bool値
例
config.disable_sandbox = true
cache_classesがtrueでも自動読み込みを有効
説明
Autoloadをデフォルトでon
デフォルト値はfalse
使い方
config.enable_dependency_loading = Bool値
例
config.enable_dependency_loading = true
developmentモードでエラーが発生した場合のレスポンスのフォーマットを定義
説明
developmentモードでエラーが発生した場合のレスポンスのフォーマットを定義
デフォルト値の通常は「:default」、APIは「:api」
使い方
config.debug_exception_response_format
例
config.debug_exception_response_format = :api
ロガーのフォーマットを定義
説明
ロガーのフォーマットを定義
使い方
config.log_formatter
例
config.log_formatter = Logger::Formatter.new